だから俺を好きになれっ!
女好きの涼と女嫌いの千尋。
なんにしても正反対なこの二人が
なぜこんなに上手くやれているのかは
未だに不明。
「涼、お前も女遊び、大概にしとけよ」
「はいはーい」
手を顔の前でヒラヒラさせながら言う涼
する気ゼロだろっ?!
「まぁ…涼の女好きは今に始まったことじゃないし!」
「そうだな、生まれつきだな」
そんな私たちの会話の隣で
「俺は女好きじゃねぇ!」
と少し涙目の涼。