だから俺を好きになれっ!
*幼馴染は一番大切です
ー放課後
私は千尋のいる四組に訪れていた。
ちなみに、私は二組で涼は五組。
三人とも違うクラスなんだよね。
「千尋いるー?」
教室の扉のまえで四組の人に声をかける。
「いないみたいだけど、用事あるなら伝えとく?」
返事をしてくれたのは、扉の一番近くに座っていた眼鏡の男の子。
「いや、いいや! ありがと」
お礼を言ってから教室をあとにする。
どこに行ったのかなあ…?
涼とはまだ気まずいから、
千尋と二人で一緒に帰ろうと思ったのにな…。