桜ノ宮高校、生徒会!
「どーすっかな。あと1人は男子なんだけど。手っ取り早いA組で決めることに生徒会役員で決めたんだが。」


「な、何でA組なの、お兄ちゃん。」


琉生が言う。やっと我に返ったようだった。杏莉はまだ、放心状態だけど。



「あ?紫苑がA組だろ。呼び出すとき、同じクラスの方が早いよねってことで。」


な、なんて奴らだ!何としてもまともな人間をいれなくては…。


「おっ?アイツとか良くね。」


今まさに教室に入ってきた男の子を指す先輩。

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