ありったけの笑顔で…
~去年のバレンタインデー当日~
その日は、あいにくのお天気で、
少しだけ気分が曇った朝。
いつも通り、制服をきて髪の毛を整えて…
いつもと違うのは、スクバの中の物と
あたしの心のざわめき。
そして、学校へいく前に寄る場所。
『いってきまーーす!!』
『はーい!気をつけていってらっしゃーい!』
あたしが向かう場所、それわ彼の家。
自転車で急いで向かった。
彼の家へついて、深呼吸して、
彼がでてくるのを少しだけ待った。
すると……
がチャッ
『………え?』
『おはよう!!』
彼は、あからさまに驚いていた。
ふふっ!と笑みがこぼれそうになるあたし。