ありったけの笑顔で…
『あー!!これがこうなって…こうか!!』
『……やっとわかったのかよ…』
そんな疲れた顔しないでよね…
『でもやっぱり頭の良い高校行っただけあるね小島♪』
『あたりまえだろ、お前もうすぐ高3なんだろ?』
あー!そっかあ!もうすぐで三年生じゃん!
と…いう事は………やばい!!
『小島!!お願い!!!これから数日間あたしに勉強教えてください!!』
『はあ?!』
『あたしの将来がかかってるの!
あんたは目の前で挫折しそうな可愛い
少女を見捨てるの?!なんて冷酷な…』
『大げさなんだよ!』
『あんたにとっては大げさかもしれないけど、あたしにとっては生と死の狭間にいるのよ!』
『あーはいはい、わかったよ。
勉強教えればいいんだろ?』
『さっすが小島♪案外優しいところ
あるんじゃん!!』
『お前なー。』
やったやった♪
これでテストなんてへっちゃら♪