ありったけの笑顔で…



『あー、そろそろ俺疲れてきた~。
今日はこの辺で♪』





淳也は隣の席で延びていた。





それより…

さっきからね、この距離……





勉強どころじゃなかったんだから!!




近い…




近いっすわ。





今すぐ抱きついてもいいっすか?!



って、これじゃ逆狼になるじゃん!!







『そうだね、教えてくれてありがとう!』





『本当大変でしたよ~まったく!』





そんな素直に言わなくても……。





ん?待てよ。



……用事も済んだ訳だし今からは
もうバイバイするのかな?



もう少し一緒にいたいー!!





なんて心の中で喚いてた。

あー、悲しい。

とても悲しくて淋しい。

出来る事なら時間よ止まって~。





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