純~Love Story~愛
「バイバイ~陸~~」

「バイバ~イ」

「これから ママとパパとご飯食べに行くさ。」

子供は無邪気だ。
悪気何て何にもない・・・・。

「いーな~またサッカーしようね~」

陸はそう言って手を振った。

行事のたびに 家族がそろって帰って行くのを
陸はどんな気持ちで見てるんだろうって
そう思うと小さな陸がかわいそうになる。

「今日は陸 きっとまたコンビニ弁当
でもいいんだ~今日は違うのにするから・・・。」

陸は笑顔で元気にそう言った。

「おとうさんもう少しで来ると思うから
先生と待ってようか。」

「うん。」

私は陸を抱き上げて頬ずりした。

「やだな~先生 やめてよ~~」
そう言いながら嬉しそうな陸

「陸大好きよ。」

「仕方ないな お嫁さんにしてあげるよ。」

「え~ほんと?陸のファンクラブに
怒られそうだな~」

早く陸も寂しい思いしなくていいように……
今日の頑張りが美月に届いていますように。
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