純~Love Story~愛
スマホを覗き込んでいた凛が

「うわ!!」と叫んだ。

「どうしたの?」

「Kei とモニカ 写真週刊誌に撮られたよ」

耳を疑った

え?

「モニカ絶対やると思った~~~だって
Kei の顔見上げる ウルウル感
やっぱ 落ちたか~~」

え?嘘

ここっちでは明日発売の雑誌

「マジ・・・・?」

頭を モニカに殴られたような衝撃


二階に上がってからも怖くてスマホを
開けなかった。


そう言えば最近 メールの返信も遅かったり
何回かメールしたら
バイバイっておやすみで終わっちゃったり
電話は一週間くらいしていない。


「嘘だよね ありえない……。」

手が震えてスマホの操作ができない。

ずっとずっと仕事だと思って信じて我慢したんだもん。

佳真が私を裏切るわけがない。
だけど・・・だけど

自信のなさが私に意地悪をするの。

モニカとキスをしている 映画の中の Kei が
浮かんでくる……。

モニカは間違いなく私よりずっとずっと
Kei のそばにいるんだもん。
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