純~Love Story~愛
「翔も蘭先生には助けられたし 喝も入れられたって」

「喝って・・・
私けっこう 短気だから…
すみません……。」


「ううん 私も喝入れてもらって
ハッとした感じだった。陸のことを一番に
考えてあげなきゃいけないのに…。」

「これからいっぱい陸を
五歳児にしてあげてくださいね
今まで必死にあの子なりに 大人になってましたから。」

「ありがと 先生・・・・」

握手した。

車に戻ろうとした 美月が振り向いた。

「そうだ 佳真やらかしちゃったね。」


う・・・・今の感動で忘れかけてたのに・・・・

「昨日 佳真のおねえちゃんに会ったら
はめられた感じって言ってたわ。
モニカってけっこう性悪らしいよ~~~。」

「はめられた?」

「そうそう
佳真のマネージャに電話して事の詳細を
聞いたらしいんだけどね 何か取り込み中で
ただ一言 Kei ははめられたって言ってたみたい~」

はめられた・・・・

「まぁ 蘭ちゃんには関係ないんでしょうけど~
佳真があんな女を相手にするなんて
ちょっと信じらんなかったから……
おねえちゃんもあり得ない~って言ってたわ。」


はめられたって・・・・・・
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