純~Love Story~愛
喋りまくってる口を いきなりふさがれた。

優しいキス
そしてまた抱きしめられた。

「可愛いよ 蘭・・・・。」

「可愛くないよ 好きな人の成功も
祝えない心の狭い女だよ・・・・。」

「全部全部好きだよ。」

「みんな見てるよ・・・・ヤバいんじゃないの?」

佳真が振り返って 唖然とする保護者に頭をさげた。


子供たちが戻ってきたのを
「あっちへ 行ってなさい」と押し戻す。

「あれって?Kei ……じゃない?」

「え?あ!!Kei?」

「マジに!?キャ!!そうだそうだ~~」

数人の保護者が騒ぎだした。

「ヤバいよ 佳真 ヤバいって・・・・」

私は佳真を 必死に押した。


「蘭がお世話になっています。」

爽やかに Kei が挨拶を始めて
私は頭が パニックになった。

「佳真!!!大変のことになるよ!!!」

モニカのこと
そして私のこと
間違いなくマスコミは面白おかしく
書き上げて 二股疑惑で Keiは大きな制裁を受けるだろう

「俺は 蘭を失うくらいなら
芸能界なんてやめてもいい!!!」

佳真は 怒ったように大きな声を出した。
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