純~Love Story~愛
「蘭先生?」

子供たちが キョトンとしてる。

「ラブラブ~~ぅ~~」

「彼氏?カッコイイ~~!!」

天使たちは口ぐちにそう言って
集まってきた。

陸も 美月さんの手を引っ張りながら
近づいてくる。


あ・・・・美月さん・・・・


こっちを指さして口をパクパクさせた。


「いつも蘭がお世話になっています~
キミたちのことを 蘭はいつも 天使と
呼んでいるんだよ~」」

いきなり大声で 佳真が言ったから
向こう側にいた バス待ちの子たちも
走ってやってきた。


「あのね これから天使さんたちの前で
誓いをたてたいんだけど聞いてくれるかな。」

「い~よ~」

一人が言うと みんながい~よって言い出した。


「ちょっと 佳真!!何するつもりなの?」

いきなり 佳真が
私の頭の上に 真っ白なレースのベールを
静かにかぶせた。


え?何?まさか・・・・・


心臓 私の方が止まりそうだよ・・・・・・。
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