純~Love Story~愛
「今 ホントに大変なんですけど・・・
ちょうどいろいろ立ち向かうのに
どうしても蘭に支えてほしかったんです。」

「泣かせるなよ。」

「一緒になるのは蘭に笑顔で
いてもらうためです。」

「そっか それならよかった。」

「あと半年蘭がここで 天使たちを無事年長にして
その間俺は 自分自身を片付けて
蘭を迎え入れる準備させてもらいます。」

「認めてもらうのは大変だぞ。
今 旬なんだからさ……。」

「わかってます。努力します。
蘭もその間 俺を信じて待っててくれると
思います それを力にしてやるっきゃないです。」

頼もしいと思った。


素直になってもうこの恋が
終わってしまうのかと思っていたのに


こうやって離れかけた手をしっかり握っている。

「私も信じて支えていく
強い人間になります。」


レースのベールを握り締めた。


「親御さんにも挨拶があるんだろ?
蘭先生 今日はもう帰りなさい。」

園長の言葉に

「うわ・・・そうだ・・・・。
また緊張してきた・・・・。」

佳真の笑顔

「大丈夫…ビックリすると思うけど。」

ビックリするだろうな・・・・。
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