純~Love Story~愛
「Kei さんとはどういう関係だったんですか?」

「それは……私だけの問題じゃないですから……。」

「お付き合いをしているということですか?」

「私はそう思っていました・・・・。」

は?何 こいつ・・・・・・
私は立ち上がった。

「先日の写真週刊誌の記事は Kei のマンションから
モニカさんが愛犬と出てきたっていう……」

「ご迷惑がかかりますから……」
避けようとしている風にも
喜んで喋っているように見えるのは私だけ?

「あの日は愛犬と一緒に泊まったんですか?」

「あ…ほんとに ご迷惑かかりますから……
すみません……」


しらじらしい~~~~

「Kei さんには他に恋人がいるという
報道もされていますよね・・・・まだこちらも
取材がすんでませんけど いろいろネットで話題に
なっているようですよ?」

意地悪臭い質問の仕方

その時だった
モニカが 静かに後ろに体を向けて天をあおぐ

以前 昔の芸能ゴシップで見た風景とかぶった。
その時 ママが ~~これこれ!!!って
異常に騒いだから 覚えているけど・・・・・・

「ね 何する気?」
私は モニカに言っていた。
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