純~Love Story~愛
「先生~~どうなの?うまくいってるの?」

陸を迎えに来た 美月にいつものように
いじられる。

「はい~頑張ってます~」

「うらやましいな~」美月は私の頬を突っついた。

「今はちょっと仕事で外国に行ってるから
連絡とれないんですけどね~」

「それでいつ結婚するの?」

「子供たちを送って・・・・四月頃です。
一応三月で退職します。」

「蘭先生も終わりなんだね。」

「いつかまた 戻りたいなって思ってますけど・・・。」


「大きな子供のお世話が大変でしょ?」

「佳真ですか?」

「そうそうアイツ手がかかりそう~」

保護者からも
「下の子もお願いしたかったな~」とか言われて
すごくうれしかった。

またいつか
この風景の中に戻ってこれたらいいな


一日一日が愛おしくて大切で
子供たちの笑顔が 自分の財産になっていく。


ここまで来るのにいろいろあったけれど
よかった・・・・・


頑張ってきて・・・・
これからもずっと いろいろあっても
間違っていたとは思わない。


だって自分が選んだ道だものね・・・・。
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