純~Love Story~愛
「せんせ~彼氏いないの~~?」

「いません~さびしいけど~」

熟女に囲まれてタジタジの私。

「恋の経験は?」

「昔 いきなりフラれて…終わっちゃいました。」

「いきなり?それは立ち直るまでに
時間がかかったでしょ?」

「かかりました~今だにまだ……引きずってますけど~」

酒が入り私も口が滑る。

「まだ?何言ってんの 若い時間はね
あっという間に過ぎていくのよ。今 この瞬間が
ずっと続くと思うでしょ?
それが違うのよ それも突然やってきて
突然おばさんになって あっという間におばあちゃん~」

大爆笑

人生の先輩たちの楽しいトークは
私にとっては なるほどな~と感動させられた。

下ネタトークはさらに盛り上がり
耳年増になっちゃいそうだった。

あれからこんなに笑ったことってあったかな…。

心の底から笑った。


そんな時間だった。
笑うって 大切なんだなって……
子供たちに感謝 保護者に感謝
私の特別な日は 日付が変わって行った。
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