純~Love Story~愛
「俺んちさ いろいろあって 
小学校入ってからいじめられたんだけど
いつもアイツが盾になってくれた。
おまえは俺の一番の友達だからなって
今だにあのときの感動忘れらんない。
多少ねたみとかもあったけどさ
こうやって長くつきあってるよ~
アイツって恵まれすぎなんだって~~。」

「そうかもね~
何だか久しぶりに佳真のこと
話した感じだよ。」

「早く立ち直ってさ
いい恋をしないと。」

「わかってるよ~ん出会いがなんだもん
今は子供たちが恋人かな~。精一杯
ウチはきっと不器用なんだと思う。」

「そっか~会えてよかった。
あの時は余計なこと言えなかったらさ。
ごめんな。」

「そんな~ありがと。ちょっと
あの恋にも救いがあったみたいだよ。」

でもやっぱりチャンネルは変えちゃうけど

だって眩しすぎるんだもん
とおい世界にいる 佳真は・・・・。

そしてまだ 胸がときめいちゃうんだ。
住む世界が違いすぎて
悲しくなるんだ・・・・・。
< 43 / 229 >

この作品をシェア

pagetop