純~Love Story~愛
土曜日 いつもように私たちは 園ジャージにエプロン

続々と車が停まって人が集まりだした。

「おはようございます。よろしくお願します~。」

そう言うと教室にいろいろなものを 運び始めた。

「お世話になります。これ気持ちです。」

缶コーヒーと水の箱を持ってきてくれた。

「すみません。いただきます。」

可愛い子供が二人入ってきた。

「おはようございま~す。」

ウチの園児たちと変わらない子だったけど
やっぱりこの世界の子は すごい。

椅子にすわるとメークの人が来て
準備をし始める。

園長が園庭で監督と思われる人と談笑


夢を追い求め続けてる人
夢をあきらめた人

園長は悔しくないんだろうか・・・・。


夢を追い求めてる人の輝きに
目をつぶってはしまわないんだろうか

私は まだ Kei に目を瞑ってしまう。
固くしっかり

もう二度と好きにならないように・・・・・。
これ以上 好きにならないようにって……。
< 48 / 229 >

この作品をシェア

pagetop