パセリ
5通の手紙
「ももに渡すものがあるの。」
ミカちゃんは、バッグから5通の手紙を取り出した。
「ももに渡してほしいってこれ預かったの。」
また…。
「捨てといて。」
私はミカちゃんに言った。捨てるなんて失礼だとは思うけど、返事をする気にはなれなかった。
「もも、もうそろそろ彼氏つくったら?しゅんくんだってそう思ってるよ。」
ミカちゃんは寂しそうに言った。でも私は、ミカちゃんの言葉に答えられそうじゃない。
「私は、しゅんくんが帰ってくるまで恋しないよ。」
これは、私が決めたことだった。しゅんくんが帰ってきて、それで運命のヒトが現れる。そう信じてしゅんくんを待ってる。
「ミカちゃん、私まだいいや。恋とかまだ。」
私はミカちゃんが寂しそうにするところを見たい訳じゃない。3人が揃ってから幸せになりたいと思った。3人が揃わないと幸せになれない。
ミカちゃんは、バッグから5通の手紙を取り出した。
「ももに渡してほしいってこれ預かったの。」
また…。
「捨てといて。」
私はミカちゃんに言った。捨てるなんて失礼だとは思うけど、返事をする気にはなれなかった。
「もも、もうそろそろ彼氏つくったら?しゅんくんだってそう思ってるよ。」
ミカちゃんは寂しそうに言った。でも私は、ミカちゃんの言葉に答えられそうじゃない。
「私は、しゅんくんが帰ってくるまで恋しないよ。」
これは、私が決めたことだった。しゅんくんが帰ってきて、それで運命のヒトが現れる。そう信じてしゅんくんを待ってる。
「ミカちゃん、私まだいいや。恋とかまだ。」
私はミカちゃんが寂しそうにするところを見たい訳じゃない。3人が揃ってから幸せになりたいと思った。3人が揃わないと幸せになれない。