colorful Mirakuru




――――――☆―――――

「それって… 佐原さんも知ってる話なんですか?」

悠真がそう訪ねてくるから
「いや… 皆実は知らない
その事は 僕たち三人しか知らないんです。

純たち以外に話すのは 悠真がはじめてです」

僕がそう答えると
「不謹慎かもしれませんが… なおちゃんの事たくさん知れて嬉しいです。」

若干ハニカミながら悠真は言葉を紡いだ。





そして無意識のうちに僕は悠真の方に寄り添って眠ってしまった。
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