colorful Mirakuru
そしてそろそろ おいとましょうと思い荷物をまとめると
「送ります」

なおちゃんはそう言って自分のコートを持ってきていた。

「直ったばかりだし…
ゆっくり直した方がいいですよ?」

と言えば
「悠真は女の子だし
夜一人出歩くのは危ないです!」


ちょっときつめの口調な
なおちゃん

わたしは大人しく

「お言葉に甘えてよろしくお願いします。」

なおちゃんを見上げて言えば

「……… それ




反則だから……」



顔を真っ赤にして意味不明なことを言った。
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