colorful Mirakuru
深夜 …
旅館の一回ロビー
ぼくは
ただボーッと外を見ていた。


すると…
「なおちゃん… 眠れないんですか?」

声をかけられ後ろを見ると…
悠真がジュースのペットボトルを二つ持っていた。

「…… 悠真 ジュース二本飲むの?」

とからかってみると…

「もう一本はなおちゃんの分です」

そう言って一本のペットボトルを渡した。

「さんきゅ」

しばらくお互い黙り混んでいた。
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