colorful Mirakuru
その後結局恥ずかしくなって逃げるようにして喫茶店からでていつもの公園で話をした。

「なおのバイトって今そんなに忙しいの?」

純が何気に聞くと

「うん…一人辞めちゃったからね… 代わりの人が入ってくるまで当分デート出来ないかも…」

悠真にはほんとに申し訳ないのだけど…
そんな僕の考えてる事が分かったのか…
悠真はその手をきゅっと握ってきた。

まるで「分かってるから大丈夫」 って言われているような気がした。
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