colorful Mirakuru
ふと窓を見ると なおちゃんとパパが何やら話してる
一体何を話しているのだろう?

わたしに気付いたなおちゃんはただニッと笑うだけ…


下に降りてパパに話を聞けば

「なおくんにテストで競い合うように頼んできた」


といけしゃあしゃあと言った。


わたしはパパを睨んで

「ひどい…わたしの好きな人だと知ってて…そんなこと言うなんて…ウッ…」


そうやってパパはわたしから大切な人たちを奪うんだ!!

「離れたくなかったら彼に勝ちなさい」

これ程にないくらい冷たい声…

たぶんなおちゃんは手を抜かない…

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