colorful Mirakuru
「お姉さんこそなぜわたしに話しかけようと思ったんですか?」

そう訪ねてみると…

「う〜ん何でって言われると… 知り合いの子が困ってるからかな…」

とちょっと苦笑いをするお姉さん。
果たしてわたしの知り合いにこんな美人な知り合いがいたのだろうか?
疑問に思うと…

「正確にはあなたの親の知り合い… かな」

穏やかな笑みを浮かべて彼女は言葉を続ける。

「私でよかったら話してみない?
案外スッキリするかもよ!」

と明るく言われ私はその言葉に甘えてここ最近あったことを見ず知らずのお姉さんに話した。
< 233 / 248 >

この作品をシェア

pagetop