colorful Mirakuru

｢………………｣

｢…………………｣

気まずい雰囲気がその場の空気を支配した。

｢……… なおちゃん？｣

その一言がこの場の空気を変えようとしてる悠真の必死の態度…

｢……なに？｣

優しく聞いたつもりだけど…
彼女の肩は微かに震えていた。

はぁ…
ぼくは悠真を抱き寄せて
｢この間はごめん…｣ と彼女の耳元で囁くように謝った。