colorful Mirakuru
『もしもし…なおちゃん…』
「うん…悠真 元気?」
声を聞くのは半年ぶり…
いつもメールだけだから声を聞けるのは正直嬉しい。
『元気だよ… だけど…
けどね… 淋しいから会いたいよ…』
受話器の向こうで震えた声で悠真は寂しさを訴えた。
「うん…僕も淋しいです」
会いに行こうかと思うくらい…
山ほど届けたい気持ちはたくさんあるのに…
今は遠くて…
『でもね… パパがなおちゃんが行く大学受かったらなおちゃん達の居るとこで暮らしていいって言ってくれました』
その一言が嬉しくて「ホントに?」 と訪ねたら 『うん!』 と彼女も嬉しそうに頷いた。
もう少しで春は来るのかもしれない…
「うん…悠真 元気?」
声を聞くのは半年ぶり…
いつもメールだけだから声を聞けるのは正直嬉しい。
『元気だよ… だけど…
けどね… 淋しいから会いたいよ…』
受話器の向こうで震えた声で悠真は寂しさを訴えた。
「うん…僕も淋しいです」
会いに行こうかと思うくらい…
山ほど届けたい気持ちはたくさんあるのに…
今は遠くて…
『でもね… パパがなおちゃんが行く大学受かったらなおちゃん達の居るとこで暮らしていいって言ってくれました』
その一言が嬉しくて「ホントに?」 と訪ねたら 『うん!』 と彼女も嬉しそうに頷いた。
もう少しで春は来るのかもしれない…