colorful Mirakuru
その肩はカタカタ震えていて…

「どうしたんですか?」
そう訪ねたら

「あなたバカそうに見えたけど… 案外… いや…
かなり頭良いのね…
私の敗けだわ…」

落下した表情の佐原さんは顔色が全くと言っていいほど無かった。

「かけは私の負け…
私はあなたに何すれば良いのかしら?」

「勝ったらどちらかの言うことを聞く」 その条件で始まった今回の勝負

「そうですね…」
そう言いながら考えた結果私はこう答えた。
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