早川くんの恋スル事情。


 『でも、来たことはきたんだから!あたしといっぱいお話しよ!』

 こいつは一体なんなんだ。勝手に俺を資料室までつれてきて。そこでお前といっぱい話すとか冗談じゃない。俺はお前と話すことなんかないんだよ。

 『ごめんね早川くん。迷惑でしょ』

 突然の彼女からの謝罪に少し同様したがいつものクールさを取り戻し言った。

 『ほんとに迷惑。お前は一体なに考えてんだ』

 彼女は少し顔を伏せていたがいつもどおりの笑顔でいった。

 『私、決めたの!ただのストーカーにならない!』


< 6 / 17 >

この作品をシェア

pagetop