君との奇跡
【爽side】






俺が机に顔を伏せているとやたら女子が騒がしい。なんだろうと思い顔をあげるとそこには…



「…稚月」



俺が今一番会いたかったやつ。でも稚月は変わりはてていた。俺は固まっていた。俺のせいで稚月が。バカだ。俺。でも稚月が来てるんだからちゃんと話さなきゃな。そう思っているとあいつと目が会う。そして…あいつが俺に近づいてきた。

すると震えた声で、俺の名前を呼ぶ。もう聞けないと思ってた、稚月の声で。








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