ももの天然水
「それでは、3年の指示をよく聞くこと!」

翔がそういうと3年の自己紹介が始まった。


「3年、松嶋紗優です。元陸上部でした。よろしくお願いします。」

そう言った時に、誰かの視線を感じた。

周りを見てみたが、怪しい人はいなかった。

なんだったんだろうう?


「紗優~!一緒にいていい?」

「真奈は、一人だと挙動不審だからね。いいよ。」

うちの言葉にふくれる真奈。

「紗優!」

「なに?翔。」

「人手が足りないから2年の男の方に回ってくれねぇか??」

「いいよ。行こ、真奈。」

「うん♪」

「さんきゅうな。」

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