ももの天然水
第4章
体育祭と告白
体育祭当日。
「紗優、おきろ。」
「蓮?なんで?」
「今日、体育祭なんだけど。」
あ、そうだった。
着替えないと!
「あの~、蓮。」
「ん、なに?」
「着替えたいんだけど。」
「どうぞ。」
「出てってよ。一応、女なんだけど。」
「おう、男前だけどな。」
「黙っとけや。」
「あ、ケータイ鳴ってたぞ。」
「はいはい。」
ササっと着替えて、ケータイの液晶を見る。
――to.紗優―――――
体育祭の後、
教室に残ってて。
話したいことがある。
―――from.友哉――
話したいこと?
ま、うちも言わないと。
「紗優、おきろ。」
「蓮?なんで?」
「今日、体育祭なんだけど。」
あ、そうだった。
着替えないと!
「あの~、蓮。」
「ん、なに?」
「着替えたいんだけど。」
「どうぞ。」
「出てってよ。一応、女なんだけど。」
「おう、男前だけどな。」
「黙っとけや。」
「あ、ケータイ鳴ってたぞ。」
「はいはい。」
ササっと着替えて、ケータイの液晶を見る。
――to.紗優―――――
体育祭の後、
教室に残ってて。
話したいことがある。
―――from.友哉――
話したいこと?
ま、うちも言わないと。