崩れていた世界
見えない世界
私は朝の七時に起きた。

…いつもより遅く起きたが寝坊ではない。

重い体を起こし、お湯を沸かした。

お湯を沸かしている間に、着替えていたら、沸騰したお湯が湯気をだし、シュシュっとなっている。

私は急いでキッチンに走り、火を止めた。

今日は時間がないからティーバックの紅茶だが…。

カップはお気に入りのを用意した。

紅茶が出来たら少し砂糖を入れた。

砂糖がどんどん溶けていくのを見るのが好きだ。

砂糖が溶け終わり、私はティースプーンでかき混ぜた。

甘い香りがふわっと香った。


また、いつもの今日が始まろうとしていた。





































ただ、何かを忘れて。

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