犯罪コレクターの独白
さすがに家が燃えているので、人間が気付き始めた。
「おーい、火事だ」
騒ぐ人間ども。
彼らは生きてなど、いない。
どうせ同じような毎日を送る、生きる屍なのだ。
この世で生きているものは、ただ一つだ。
それは、『希望』という名の、火だ。
「おーい、火事だ」
騒ぐ人間ども。
彼らは生きてなど、いない。
どうせ同じような毎日を送る、生きる屍なのだ。
この世で生きているものは、ただ一つだ。
それは、『希望』という名の、火だ。