君と何度でも。

すると、そのやりとりを聞いていたダイスケが、


「お前等、いいかげんにしろ。 でも、アツシ。少なくともお前は、その女の子が気になっているんだろ?だったら、もう一度会いに行ってくればいいだろ?」




『は?どこに?』





「お前たちが出会った場所に。」





『でも、会えねぇよ… 
 そんな偶然あるわけない。』





「行ってみなきゃ、わからないだろ!会えないと思ったら会えないんだ。 明日オフなんだろ?」





『あ〜‥そうだな…』






何故か、ダイスケが言うと会える気がした。



ダイスケは兄貴みたいな存在だ。 そしてショウタはいつもなついてきてくれて弟みたいなんだ。


それが本当は俺にとって心地いい。
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