ご褒美頂戴
走り終えた後私の方に歩いてきた先生は


「頑張ったな」


そう言って私の髪をくしゃくしゃと撫でた。

それと同時に心臓がドキンッと大きく跳ねる。

そして――


「褒美だ」


先生はそう言って俯いていた私の顔を覗き込んで……

唇にちゅっとキスをした。


「先生っ!」


こんなご褒美はあり得ないと思っていたのに、私の心の中には嬉しい気持ちが存在していた。



fin.
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

恋の魔法と甘い罠~おまけSS

総文字数/111,299

恋愛(純愛)379ページ

表紙を見る
セフレ契約

総文字数/92,269

恋愛(その他)281ページ

表紙を見る
ファン限定BOOK~軌跡

総文字数/133,956

恋愛(純愛)415ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop