続・どうして私を選んだの?【完】
呆れたようにそう言いながらも、なんだかんだで迎えに来ている涼太に奈々ちゃんも私も顔を見合わせて笑ってしまう。
『あ、オレたち、Bブロックの1回戦だから』
『頑張んなよ、せっかく応援しにきたんだから』
亜衣子ちゃんのその言葉に若干苦笑い気味の涼太。
『そーそー、休み返上なんだから頑張ってもらわないと』
亜衣子ちゃんに便乗した奈々ちゃんもそう言って、涼太を見つめる。
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