続・どうして私を選んだの?【完】


『優芽』



凛とした声が体育館内に響いた。



『は、遥斗くん』




振り返らなくてもすぐに誰かわかる。




『来てたんなら、声くらいかけろよ?』




そう言う遥斗くんに、





…だって…乃愛ちゃんとイチャイチャしてたから…。






なんてこと、言えるはずもない私。



< 30 / 313 >

この作品をシェア

pagetop