続・どうして私を選んだの?【完】


『うん』



そう言って、俯くしかなかった。




『遥くんっ!もう、何でいきなり乃愛をおいていくのよ!』




だって、遥斗くんの後ろからは乃愛ちゃんが近づいてきてきてたし…。




乃愛ちゃんは、ジロリと、私を横目で睨み付けると遥斗くんにニコリと、微笑みかけた。




すると、




『…なんなのよ、あの小娘…』




奈々ちゃんが嫌そうに乃愛ちゃんを見る。




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