最高の恋の終わり方
玄関はすごい数の後輩でうめつくされていた


なんだか少し偉くなったみたい


私は早めに教室を抜け、げた箱に急いだ


そして自然な感じで武也の靴に折ったメモ帳をそっとしのばせた



名前は書いていない


彼は東京の高校に行くらしい


私はケータイを持ってないからメアドも知らない




武也とのつながりは全て消える





それでも




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