最高の恋の終わり方
「変わった俺も、これからの俺も、おまえに見ていってもらいたい」


「友達・・から」

「ああ。もしこの気持ちが恋だったならば、その時は」



「今度は俺から告白させてくれ」


「っ・・!!」



なにそれ・・勝手すぎる



でも



「・・いいよ。友達になろ」


きっとそんな勝手なところもひっくるめて、君が好きだったから



二人で顔を赤くして店を出た


ずっと武也を探していたらしい祐介が息を切らしてへばっていたが、私たちを見て心底驚いていた



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