悪魔と天使

着いた先は天国。

私は川上冬、百合愛学園 高等部の一年生。これから高等部で生活するのが楽しみだ。

「行って来まーす！」私はそう言って家を出た。


私は、家の前の横断歩道を渡って赤だと は気ずかずに。

え？

うそ…でしょ？

あの横断歩道には私と同い年くらいの男の子も渡っていた。

その後、私は白い世界にいて、どこかも知らずに目が覚めた。
「ここはどこ…？」

気がつくと、男の子の姿が見えていた。黒い世界と白い世界。半分に分かれていて私は白い世界、男の子は黒い世界、にいるみたい。そしてだんだん黒い世界は小いさくなっていって見えなくなってしまった。白い世界はだんだん建物が見えて来た。私はなんとかそこに向かってみることにした。


そこには私の写真の載った紙が貼ってあって、下にはなにやら文字が書いてあるみたいだけど、なんて書いてあるかは分かんない。


とりあえず街の人に聞いてみることにした。


「すみません～…あの…ここを教えてくれませんか？」

さっそくそう訪ねてみると街の人は、

「あら！貴女があの神様の娘ね！本当にソックリだわ！とても綺麗！」


え？私が神様の娘？そう言えばお母さんの顔見たことない。と言うことは？


だから私の写真がたくさん……ん？何で、街の人の言葉、分かるんだろう？

あれ？まあとりあえず。

「ここの街の名前は何ですか？」


「ここは天国だよ。何言ってるんだい。」


え!!天国!?ということは…

ここは現実世界じゃない？うそでしょ？そうだ。あの時私信号無視して…

だからか。分かった。とりあえずあの建物に行く方法を聞いてみよう。私が行こうとしているのは、あの宮殿のような建物。かなり大きい。

「あの。あの一番大きな建物の行き方を教えて下さい。」


聞いてみた。あそこへ行くにはどうしたらいいのだろう？あの宮殿みたいな所に行くといいかもしれない。街の人はこう言った。

「あっ神様だよ！頭を下げて！」


街の人が言うと大きな馬車がきた。白い馬が四頭。白い服を来たぎょ者さんや、馬車全体白い。確かに天国だって分かる。来た時には言われたとうりに、私は頭を下げた。

するとカツカツ歩いている音が聞こえてくる。女の人かな？そう思って、頭を上げてみると…

「はじめまして冬。貴女が私の娘ね？」

私に似た目と髪の色と顔。まさかまさかこの人がお母さん？

「え？貴女が私のお母さん…？」