悪魔と天使
天使になるまで
「貴女がお母さん…?」


こんな綺麗な人がお母さんだなんて。有り得ない。絶対に、こんな人が…


そう思っていると神様が、

「冬。私の城に来て下さる?貴女に一つお願いがあるの。」

え?お願い?何だろう。お願いって…まずは、神様のとうりに、お城に行こう。

私は「はい。」とちゃんと許可をとり、神様と一緒に馬車に乗りお城へ向かった。


お城は一体どんな所何だろう?あの宮殿かな?

馬車が着いたみたい。窓からのぞいてみると、そこは…


あの宮殿だった。

うわぁ~すごいなぁ。おっきい…天国ってすごいな…


こんな所、そこらへんの遊園地とか、ホテルとかよりも全然大きい。まったく比べ物にならないくらいだ。こんな所来たの初めて。


「さぁ、冬。行きましょう。」


そう言われて私も馬車から一歩踏み出した。



踏み出した一歩先には、お城がドーンと建っていて、そこらへんの遊園地とかホテルとかよりも、大きくて、ビックリ!

なんやねん…でっけ~建物やな…


「さぁ、冬。ようこそわが城へ。さぁ中に入って。」

神様はニコニコしなが私の手をつかんでドアを開けて入った。

その後の事。私は、神様に着いて行った。そこはどうやら広間らしい。そこで私はこう言った。
「神様。お願い事って何ですか?」

すると神様は…
「実は貴女に天使になってほしいの。実は天使はあまり居なくてね…多分地獄国との大きな戦いで天使は皆、殺されてしまい、天使が居ないと魂を天国に送ることが出来なくなってしまうかもしれない…無茶な事だけどお願い。」


そう言われたらもうこれは、受け入れるしかない。

「わかりました。やらせて下さい。天使を…」

私は言う前こう思った。

どうせ私、もう現実世界にもう居ないんだし…別になってもいいや。

そうだ別に、なっても害はない。なるのは天使。魂をここに迎える仕事をする、人に役立つ事。このまま幽霊のまま、いたくない。

すると神様、=私のお母さんは、驚いていた。そりゃそうだよね…だって普通簡単に受け入れるわけが無い。普通は、怒るはず。私はどうだっていい。こんなことを思うのはあの時、私が、車にひかれたせいだ…そう思う。

「貴女はそれでいいの?」

「えぇ、もう決めた事なんで。」

私はにっこり笑って答えた。

するとお母さんは、
「貴女がそれでいいのなら…お願いします。」


その後私は天使になった。
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