あたしを食べてよ、狼くん。



「名前も、忘れちゃったの?


 まぁいいけど。



 香織ちゃんのー、お願いごと、

 叶えるだけだからさ♥


 勇斗くんは我慢して見てて?」





笑顔で話す女の後ろには、



見るからにヤバそうな2人の男。




「まさか……っ!!!」




「じゃ、みなさーん!

 お願いしまーぁす♪」




「うひー♥

 なかなかいい女じゃん。


 ヤリがいありそうだわ」




「や、やだ……っ。


 勇斗、助けて…」



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