あたしを食べてよ、狼くん。
「…んふっ――――んにゅ!」
こんなときまで奇声発するのか……
角度を変え、何度もする。
俺の胸板を真依が叩く。
んな抵抗、あおるだけだっつの。
……と、そのとき。
「んぶっ!!!?」
こいつ――――――っ!!!
俺の股間殴ってきやがった。
「ぷはーーっ!
ふんだ。
どーよ、あたしの鉄拳は?」
「…………あぁ………
サイコーだった。
もーお前、今日俺んち泊まり確定な」
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