人な私と機械な君と
___2-10組の教室はいつも騒がしい。皆が皆騒がしい訳ではない、元凶がある訳で・・・その元凶達は前後の机をくっつけて何やら騒いでいるようだ・・__。

馬鹿1:「___今日この賭けに負けたやつがマイケルバーガー奢りな・・。」

馬鹿2:「やるやるーー!モジャ子のくせ毛当てゲームだろ?」

馬鹿3:「おいおい、またやんのかよあれ(汗)。優斗(ゆうと)はどうすんだ?」

馬鹿4:「俺に振るなよ(汗)。まあ今日は始めの日だしな。」

男4人が小さい机の上に集まってる姿はなんとも暑苦しいものであった。

馬鹿1:「よし!決まりだな!」

馬鹿3:「つーか今日は始業式だぞ。流石に寝癖はきちんと直してくるんじゃないか??」

馬鹿2:「入学式の日、2本たってたよあいつ。」

馬鹿4:「まじかよ・・!?てかよく覚えてたな。」

馬鹿2:「ううん、俺の想像。」

馬鹿4:「想像かよっ!」

とツッこむ、ツッコミ兼ボケ役の4号。

馬鹿1:「ん~~、言われてみればそうだな・・・。目を閉じて入学式の頃を思い返してみると、くせ毛の2,3本は余裕でたってたような・・・___。」

馬鹿4:「ほうほう、ん~~~~・・・、あ、思い出した思い出した!俺の記憶だともう四方八方にくせ毛が飛び散ってて、見るに耐えられなくてその記憶を頭の中から抹消してたわ。」

馬鹿2:「くせ毛パラダイスということかっ。」

馬鹿4:「パラダイスってなんだよっ。」

その一体が笑いで包まれていくなか、その会話の中で1人だけ素の顔をしている3号・・・。

馬鹿3:「てかさ・・・、俺達、その入学式にさ・・・・・、出てなくね・・・?」

・・・・・・あ、____。

馬鹿1,2,4:「「「確かにっ・・。」」」

永遠と馬鹿な会話を繰り返す有名な程問題児のバカ4兄弟達__。


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