人な私と機械な君と
あーだこーだと一層うるさくなっていく馬鹿達と[元]不良少女と・・・__?。

「何だか面白くなってきたわね。」

そこにはいかにも令嬢のお嬢様の雰囲気を漂わせる女性が1人。

馬鹿1:「た、高天原(たかまがはら)さん!?いつからそこにっ!?」

馬鹿2:「た、たたたた、たか、たかま、高天原さん!?いつからそこに!?」

馬鹿3:「どもっ。(まことのやつ動揺し過ぎだろ・・・。)」

馬鹿4:「おっす。(まこと動揺し過ぎ・・・。)」

男達はその女性に対して軽く挨拶を交わす。

「正直私も気づかなかったわ・・・。」

「あら、それは心外だわ。私なら5分程前からここにいたわよ。」

一同沈黙___。

「それはそうと、みぃちゃん(美鈴)のアホ毛がどうとか言ってたけど私も混ぜてくれるかしら。」

「おっ?千恵(ちえ)もやるのか?」

くせ毛当てゲームにお嬢様も加わることになった__。

馬鹿1:「それじゃあ俺から・・・。」

1号が本題に入ろうとするが・・・・・。

馬鹿2:「パラダイスで!!」

馬鹿4:「えっ・・・・・?」

馬鹿2:「だ~か~ら~、くせ毛パラダイスだってぇ。」

横槍をいれる2号。要するにひどい程くせ毛がたっている状態だと言いたいらしい。またもや一同沈黙___。

「私はパラダイスじゃない方に賭けるわ。」

「じゃあ私もそれで。」

馬鹿1:「俺もそれで。」

馬鹿3:「右に同じく。」

馬鹿4:「パラダイスじゃない方で。」

馬鹿2:「・・・・・あれっ・・・・・?」

いつの間にかくせ毛当てゲームからパラダイスかそうじゃないかに変わっていった・・・____。


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