人な私と機械な君と
いよいよ始業式のため廊下に並ぶクラスメイト達、並ぶと言っても[背の順]で並ぶのではなく[出席番号順]で並ぶのです!なぜ私がこんなに喜んでいるのかと言うと先頭に立たずにすむから、ただそれだけの話です!
「みなさんー、始業式では校歌を歌うので憶えていない人はちゃんと生徒手帳を持っていくようお願いしまーす。」
「「はぁ~~いっ。」」
歌う気もないのに返事だけはいいクラスメイト達。
「では講堂に移動していきたいとおもいますっ。」
2-9組が移動するのと同時に後に続いていく2-10組一同。
「しっかしこの学校の人数は半端ないよなー。」
私の後ろにいる出席番号が1つ違いのとこちゃんが私に話しかけてくる。
「そうだね・・・、こんなに人がたくさんいるとはぐれた時困っちゃうよね。」
「くくっ、そうだなぁ、前科者の美鈴にしてみればはぐれないよう気を付けておかないとなっ。」
「はい・・・っ。」
高1のマラソン大会と花見の会の時、私はあまりにもこの学校の生徒数が多すぎたため何度か迷子になりクラスの人達にご迷惑をかけたことがあるのす・・・。その為、[大移動をするときは必ず2人以上で!(小さい文字で特に鷹森と書かれている。)]と書かれた長紙がクラスの掲示板の3分の1を独占する羽目になったり、なかったり・・・。
「そう気を落とすことは無いわよみぃちゃん(美鈴)。」
と、私の前にいるちぃちゃんがフォローをしてくれる。
「ちぃちゃん・・・・。」
「おいおい千恵、それは甘やかし過ぎだってぇ。」
「フフフっ。」
そんな話しをしながら私達は講堂へと向かう。
またまた紹介が遅れましたがとこちゃんこと月島 橙子(つきしま とうこ)さんと、ちぃちゃんこと高天原 千恵(たかまがはら ちえ)さんは私の掛け替えのない親友なのです。実際私の友達と言える人はこの2人だけだったりします。理由はいろんな(可哀想な)噂のせいで気を使って話し掛けてくれる人しかいないとか、友達を作るのが大の苦手だったりとか、そういうわけではあったりなくなかったり(ある)。この2人は中学の時から知り合いだったりします。この学校では不良少女の月島、億万長者の高天原、そして、小柄(おちび)でシャイ(根暗)で少しくせっ毛のある(もじゃもじゃお化け)私の3人を合わせて類友(類は友を呼ぶ)トリオと呼ばれていたりもします(悪い意味で結構有名)。
だけど本当に良かった・・・。また3人一緒に学校生活を送ることが出来るのだから。私はこれ以上の幸せは望みません・・・・__。だって、今が一番幸せなのだから____。
「ただ、みぃちゃんはプチトマトのように体が小さいから子供のように迷子になってしまうだけよ。」
「あれっ?ちぃちゃんそれフォローになっ・・・・_。」
「だから私はこんな幼子みたいな豆粒のみぃちゃんなんかに背後をとられていようとも全然気にしていないわ。」
「え・・・・?」
「そう、だから私は仕返しに授業中みぃちゃんにどんな嫌がらせをしようとかこれっぽっちも考えていないのよっ。」
「本当にっ!!??」
「お、それ面白そうじゃんっ。」
そういい2人は嫌な笑みを溢しながら私を見てくるのであった。
もう一度言います・・・。私はシ・ア・ワ・セ・デ・ス・・・・_________________。
「みなさんー、始業式では校歌を歌うので憶えていない人はちゃんと生徒手帳を持っていくようお願いしまーす。」
「「はぁ~~いっ。」」
歌う気もないのに返事だけはいいクラスメイト達。
「では講堂に移動していきたいとおもいますっ。」
2-9組が移動するのと同時に後に続いていく2-10組一同。
「しっかしこの学校の人数は半端ないよなー。」
私の後ろにいる出席番号が1つ違いのとこちゃんが私に話しかけてくる。
「そうだね・・・、こんなに人がたくさんいるとはぐれた時困っちゃうよね。」
「くくっ、そうだなぁ、前科者の美鈴にしてみればはぐれないよう気を付けておかないとなっ。」
「はい・・・っ。」
高1のマラソン大会と花見の会の時、私はあまりにもこの学校の生徒数が多すぎたため何度か迷子になりクラスの人達にご迷惑をかけたことがあるのす・・・。その為、[大移動をするときは必ず2人以上で!(小さい文字で特に鷹森と書かれている。)]と書かれた長紙がクラスの掲示板の3分の1を独占する羽目になったり、なかったり・・・。
「そう気を落とすことは無いわよみぃちゃん(美鈴)。」
と、私の前にいるちぃちゃんがフォローをしてくれる。
「ちぃちゃん・・・・。」
「おいおい千恵、それは甘やかし過ぎだってぇ。」
「フフフっ。」
そんな話しをしながら私達は講堂へと向かう。
またまた紹介が遅れましたがとこちゃんこと月島 橙子(つきしま とうこ)さんと、ちぃちゃんこと高天原 千恵(たかまがはら ちえ)さんは私の掛け替えのない親友なのです。実際私の友達と言える人はこの2人だけだったりします。理由はいろんな(可哀想な)噂のせいで気を使って話し掛けてくれる人しかいないとか、友達を作るのが大の苦手だったりとか、そういうわけではあったりなくなかったり(ある)。この2人は中学の時から知り合いだったりします。この学校では不良少女の月島、億万長者の高天原、そして、小柄(おちび)でシャイ(根暗)で少しくせっ毛のある(もじゃもじゃお化け)私の3人を合わせて類友(類は友を呼ぶ)トリオと呼ばれていたりもします(悪い意味で結構有名)。
だけど本当に良かった・・・。また3人一緒に学校生活を送ることが出来るのだから。私はこれ以上の幸せは望みません・・・・__。だって、今が一番幸せなのだから____。
「ただ、みぃちゃんはプチトマトのように体が小さいから子供のように迷子になってしまうだけよ。」
「あれっ?ちぃちゃんそれフォローになっ・・・・_。」
「だから私はこんな幼子みたいな豆粒のみぃちゃんなんかに背後をとられていようとも全然気にしていないわ。」
「え・・・・?」
「そう、だから私は仕返しに授業中みぃちゃんにどんな嫌がらせをしようとかこれっぽっちも考えていないのよっ。」
「本当にっ!!??」
「お、それ面白そうじゃんっ。」
そういい2人は嫌な笑みを溢しながら私を見てくるのであった。
もう一度言います・・・。私はシ・ア・ワ・セ・デ・ス・・・・_________________。