俺様男子取り扱い説明書
「神谷くん!?」
慌てて神谷くんの元に駆け寄る。
呼び掛けてみても、返事はない。
朝もこんな感じだったな……って、そんなことを思っている場合じゃない。
とりあえず、リビングに移動させよう。
そう思い、また引きずるため神谷くんの体起こす。
すると、私の足に金属みたいな冷たくて硬い感じがした。
気になって確認してみると、神谷くんの服の中からコンセントが少し出ていた。
「えっ……どういうこと?」