悪魔ラソン【TABOO】
皆で、久しぶりの再会を喜んだ後、マラソンが始まった。
先頭は櫂、2番目に私、3番目は朔だ。
朔は人並み以上に走れるまで回復した。
40分が経過し、前方の櫂も後方の朔も見えなくなった。
途中、コースを示す矢印の方に曲がり、山道を下っていくと、テントの休憩所があった。
中に入ると櫂がいた。
「櫂、もっと先にいるかと思ってた」
「莉子を待ってた」
「えっ??」
わたしを見つめながら、近づいてくる。
先頭は櫂、2番目に私、3番目は朔だ。
朔は人並み以上に走れるまで回復した。
40分が経過し、前方の櫂も後方の朔も見えなくなった。
途中、コースを示す矢印の方に曲がり、山道を下っていくと、テントの休憩所があった。
中に入ると櫂がいた。
「櫂、もっと先にいるかと思ってた」
「莉子を待ってた」
「えっ??」
わたしを見つめながら、近づいてくる。