キャラメル
「ねぇ…私が話してた事聞いてた?」
「んあ?聞いてたよ。大丈夫。昨日別れたから。」
え?別れたって…もしかして…
「ねぇ…別れたってまた私のせい?私と毎朝さ…」
宏希は困った顔をしていた。
「あー…。まっ、俺がしたくてやってる訳だし☆」
「そーゆー問題じゃないの!!私はそれが原因で何度呼び出しをくらい、何度泣き付かれたことか!!」
はぁ…と私はため息をつき頭を抱えた。
宏希はお兄ちゃんが死んでから私の事心配してくれてるのか、学校がある日は必ず家に迎えに来てくれている。
しかし迎えに来てくれるからこそもめ事もあるわけです。
宏希はお兄ちゃん程ではないけどモテる。
だからしょっちゅう告られ、何人かと付き合っているが、みんながみんな別れた翌日にその女の子達が私の元に来る。
「ねぇ…あなた本当に宏希の彼女じゃないんだよね?」
「私が彼女なんだから宏希に近寄らないでよ!!」
と言われる事もあれば
「あんたがいるから不安になんだよ!!あんたさえいなければ…。」
と暴言を吐かれる事もある。
別に私から宏希に近寄ってる訳じゃないし…。
女って腹黒いんだなぁ…ってつくづく思うし、宏希の女の見る目の無さに呆れる。
「んあ?聞いてたよ。大丈夫。昨日別れたから。」
え?別れたって…もしかして…
「ねぇ…別れたってまた私のせい?私と毎朝さ…」
宏希は困った顔をしていた。
「あー…。まっ、俺がしたくてやってる訳だし☆」
「そーゆー問題じゃないの!!私はそれが原因で何度呼び出しをくらい、何度泣き付かれたことか!!」
はぁ…と私はため息をつき頭を抱えた。
宏希はお兄ちゃんが死んでから私の事心配してくれてるのか、学校がある日は必ず家に迎えに来てくれている。
しかし迎えに来てくれるからこそもめ事もあるわけです。
宏希はお兄ちゃん程ではないけどモテる。
だからしょっちゅう告られ、何人かと付き合っているが、みんながみんな別れた翌日にその女の子達が私の元に来る。
「ねぇ…あなた本当に宏希の彼女じゃないんだよね?」
「私が彼女なんだから宏希に近寄らないでよ!!」
と言われる事もあれば
「あんたがいるから不安になんだよ!!あんたさえいなければ…。」
と暴言を吐かれる事もある。
別に私から宏希に近寄ってる訳じゃないし…。
女って腹黒いんだなぁ…ってつくづく思うし、宏希の女の見る目の無さに呆れる。